ベトナム出張で四毒抜きはどうなった?

外食

 先週,4/22~24にベトナムのホーチミンへ仕事で出張しました。海外で困ることと言えば,食事ですね。特に四毒抜きにはつらいです。最初は,サトウのごはんとかもっていこうとしましたが,ベトナムにはコメがあるし,仕事先で食事もふるまわれるので,それを断るわけにもいかず,できるだけ避ける作戦にて対応しました。これ,最初からブログに乗せようとは思っていなかったので,写真が少ないけど,レポートしてみます

結局どうなった?

 結論から言うと,避けられたのは7~8割くらい。残りは多分,油や甘い物が入っているやろね,って感じ。小麦と乳製品は避けられたと思う。先方の振る舞いで,食べろと言われて食べないわけにはいかないし,そこら辺が難しいところでした。しかし,ベトナムの食事は,基本的に食材重視のものが多く,素朴な味が多い。ベトナム人に言わせれば,日本食はしょっぱいし,味が濃いものが多い模様。だから,ベトナムでも揚げ物や油ぎとぎとの肉を避ければまあまあ避けられるって感じです。それと,ベトナムの麺類はフォーが有名ですが,基本,小麦ではなく,お米の麺が主体なので,これは助かるところでした

 あと,ベトナムの食品添加物は増加傾向ということだが,ジュースや菓子類を避けておけばいけそう。添加物の製造には精密化学合成やバイオテクノロジーが必要で,ベトナムではそれほど技術が無いので,日本よりは安全とのことです

機内食🛫

 ベトナムにいたのは4/22の夜から,4/24の朝までですが,まず行きの機内食から避けられない。いつもはベトナム直行便で6時間だが,夜中に到着するので,今回は香港経由のフライト。2回飛行機に乗るので2回機内食が出てくる。まずはドリンク。アルコールは飲めないので,他の選択はウーロン茶か水。ここは水を選択。次に機内食が準備されている間,スナック類が配られる。今回はピーナッツだったのでそのまま食べた。次に,フライトアテンダントが,ライス&・・・or・・・ヌードル?とか,きいてきたので,当然ライスを選択。すると,ライスと,牛丼ぽい肉,野菜,フルーツ,日本そば,小さなパン,アイスクリームが,トレイにのってやってきた。ここで食べられるのは,当然ライス,肉,フルーツくらい。肉ももしかしたら,ダメかもだが,腹が減っているので仕方がない。2回目もほぼ同様だったが,ライスを選択。ちなみに,帰国便もひたすらライスを選択。コメは中国米やベトナム米だと思うが, タイ米のような細いタイプ。不思議とたまーに食べたくなるやつだ。

朝食

 朝食はホテルのバイキング。一応,4つ星ホテルだったので,バイキング料理の他,シェフがオムレツなどを作ってくれる。自分は迷わずベトナムの朝の定番,フォーを選択。バイキングは,コメ,肉類,ハム,野菜,フルーツが主体となってくる。肉は煮た感じだが,油は入っている感じ。食べないと分らないので仕方なし。ここのフルーツとフルーツジュースは,少し甘めだったのでNGかもしれないが,スイカジュースは薄味でおいしい。フォーは米麺で無味だし, スープはこれまた形容できないうす味。パクチーのにおいが少しする。肉は牛肉だが固いです。すごくおいしいわけではないが,罪悪感なく食べられるのはうれしい限り。贅沢は言ってられない。朝食は2回食べたが,やはり選択肢が少ないので,同じようなものになってくるが,せっかくベトナムにいるんだし、ここは受け止めて…

昼食

 ベトナムでの昼食は,現地メーカーの人がふるまってくれたベトナム料理でした。ここでは,ライス,空心菜,魚介スープ,魚をあげて煮つけ風にしたもの,酢豚のような肉が入ったもの等だった。写真を撮ればよかったが,この時は忘れてた。魚を煮つけ風にしたものが美味しかったが,油ですねって感じ。あと,フルーツ類。スイカ,マンゴー,グァバ,あとは知らないフルーツ,写真をみせてもらったが,里芋かジャガイモのようなもの。これは野菜か?と聞いたら,首をかしげていた。でも梨に近いさっぱりした味でした。ベトナムのフルーツは,日本ほど品種改良が進んでいないのか,味が薄くて固いものが多い。グァバとか初めて食べたが,日本でいうジュースの味はせず,固く,ほんのり甘い感じ。スイカも薄味。自分はスイカジュースの方が好きだ。マンゴーも同様,ベトナムのフルーツは日本より食べられるのが多いのでは?という感じでした。

夕食

 初日夜の食事は,現地のベトナム人が探してくれた焼肉系の店でした。これは助かった。写真の肉は豚肉。これは美味。ちなみにベトナムの牛肉は固くておいしくない。豚肉は,手前の2つのタレを付けていただくのだが,黒い方がベトナムの醤油。日本の醤油とは味が違う。なんとも表現できない味だが,東南アジアっぽい味,うまい。緑色の方は,おそらくライム塩が入っていると思うが,スパイシーな味。こちらの方がうまかった。後,上の方のライスはチャーハン。その横は,ベトナムでよく出てくる空芯菜の炒めもの。この2つは多分植物油が使われているだが,少し食べた。チャーハンはあっさり,空心菜もあっさりだが,おいしい。後,写ってないけど,ビールはサイゴンビールでした。

 2日目の夜は,カニ料理。具体的にはカニ鍋です。具は,カニ,トマト,豆腐,野菜とか,それにカニみそも入っているとのこと。独特な味である。カニは,淡水のカニみたい。味は日本のカニと同じでおいしい。鍋の具をほどほど食べたら,茶色い乾麺を入れる。日本の締めのようなもの。これも米から作られているようなので安心。麺はきしめんのようだが,味はほとんどしないが,スープが美味しい。味は,なんとも表現しようがないのが残念。ビールは,これまたベトナムで有名なタイガービールでした

感想と今後の対策

 出張は仕事であり,相手があることなので,相手のふるまった料理を断るわけにはいかず,100%避けることはできない。しかし,ベトナムにはコメもあるし,基本,素材重視の食べ物が多いためか,まだ,ましと思う。これが,旅行だったら,自分で選択すれば,だいぶ避けられると思う。選択肢が無くなるのは,機内食。アジア関係のフライトではライスがあるが,ライス以外は4毒入りなので,被害を被ってしまう。少なくとも,往路の機内食は,おにぎりをもっていく方が良さそうだ。

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