トラウマレベル⁉️ たんぱく加水分解物の真実

添加物

添加物でよく見るこの表示。厳密には添加物ではないが,さまざまな問題点や,AIや検索では出てこない事実が分かりました。それをメモしておきます。

概要

AIで調べてみると,下記の説明がでてきます。

「たんぱく加水分解物とは、肉や大豆、小麦などのたんぱく質を酸や酵素で加水分解して得られる、アミノ酸やペプチドを主成分とする食品素材です。これは食品添加物ではなく、分類上「食品」とされています。たんぱく質は多くのアミノ酸がつながってできていますが、加水分解(=水を使って分解すること)によってアミノ酸やペプチド(アミノ酸が数個~数十個つながったもの)に分かれます。これらには「うま味」や「コク」を感じさせる成分が多く含まれており、加工食品の味を引き立てたり、コクや深みを加える目的で広く利用されています」

さらっと書かれていますが,特に,製造法に問題点があるようです。

製造方法

ウィキペディアでは,製造方法については,つぎのようなものがある。

  1. 塩酸分解法 動物・植物由来のタンパク質を塩酸を使って加水分解する。
  2. 酵素分解法 タンパク質をプロテアーゼなどの酸素で分解する。
  3. 熱水抽出法 タンパク質を熱水で煮る。

塩酸分解法を使った場合、現在発がん性物質と疑われているクロロプロパノール類《3-モノクロロプロパン-1,2-ジオール(3-MCPD),1,3-ジクロロプロパノール(1,3-DCP)など》が少量生成する場合があることが知られている。そのため、酵素分解法による製造法が徐々に増えているが、コスト等の理由により塩酸分解法がいまでも主流である。

更に,よしりんの本では衝撃的な内容が記載されている。少し,抜粋すると・・・

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 『牛や豚といった家畜は非常に大きな肉体を持つため,屠殺後は,レンダリング処置という名の食料廃棄物の処理が施されます。レンダリングの際,体毛を剃る,角や蹄を抜くといった死体の下処理を行わないため,筋肉や内臓と同時に角や蹄,体毛や内臓にたまった糞便もミンチにするのです。ミンチになった肉は140度ほどの高圧蒸気で加熱されて消毒された後,薬品で腐敗臭を消し去った上でアミノ酸やタンパク加水分解物,動物性油脂などの製品となり,加工食品の原材料として使用されます。

レンダリングされた肉を加工する際は,大量の水分を混入させた上で,大豆たんぱくなどの蛋白性物質と結合させて増粘多糖類で固形状にします。水分を混入さえると肉の風味が薄くなるため,食品添加物である調味料や香料,さらにはアミノ酸等を添加して生肉に近い風味にするわけです。』

 つまり,食用肉を取った後の残骸を廃棄すると,すごいお金がかかるので,塩酸で溶かし,加工して,薬品で滅菌処理をして,安価にうまみ成分をつくるのです。さらに,これをアメリカから大量に輸入させらているとのこと。信じられないけれど,合理的に考えると,納得がいってしまう。

 この話をきいてから,たんぱく加水分解物を完全に避けるようになりました。

たんぱく加水分解物の問題点

① 発がん性物質(クロロプロパノール類:3-MCPDなど)の生成

  • 塩酸を用いた加水分解法では,原料の脂肪成分と塩酸の反応により「クロロプロパノール類(3-MCPDなど)」という発がん性が疑われる副生成物が微量ながら生成される。しかも欧米各国と違い,日本では,法的な基準値が設定されていない。
  • 3-MCPDは国際的にも問題視されており、日本生協連などでは自主基準を設けて管理しているが,完全にリスクがゼロとは言い切れない。

多様な未解明の副生成物

  • 塩酸分解法では、天然には存在しない多種多様な副生成物が生成される可能性があり,その多くの安全性が十分に検証されていない。
  • 現時点で危険性が明らかになっているのはMCPDやDCPなど一部のみで,他の副生成物については未解明である。

アレルギーや消化への影響

  • たんぱく加水分解物は分子量や分解具合が中途半端な場合があり,胃で十分に消化されず,腸の炎症部分から吸収されてアレルギー症状を引き起こすことがあると指摘されている。
  • 特にアレルギー体質の人や小児では注意が必要

 味覚への影響・苦味の発生

  • 加水分解の過程で苦味ペプチドが生成されることがあり,食品の味を損なう場合がある。
  • 味覚破壊や,素材本来の味が分かりにくくなるという指摘もある。

法規制の問題

  • たんぱく加水分解物は「食品」扱いであり,食品添加物としての規制が及ばないため、表示義務や使用制限が緩やかです
  • 「化学調味料不使用」と表示されていても,たんぱく加水分解物が使われていることが多い。

あと,食品添加物全般にいえることですが,体内での分解・解毒の過程でミネラルが消耗されるため、長期的にはミネラル不足を招く可能性があるとのこと。

結論

たんぱく加水分解物には,何が入っているかわからないし,発がん性物質が入っている。従って,食べない。やっぱり,「加工食品は食べたらダメ」と, いつもよしりんが言っていることになります。

麺とスープそれぞれに,たんぱく加水分解物が入っているカップヌードル

参考資料

たんぱく加水分解物を説明した,よしりんのYouTubeと,他にまとまった動画があったので紹介しておきます。よしりんの動画では,21分31秒あたりでレンダリングの説明が出てきます。

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