ぎょうざは大好きなのだが,4毒抜きを始めたら,もう王将やラーメン屋に行けないから,自分で作るしかない。当然,皮は小麦粉で作ってあるから,これをクリアーしなければならないが,OKストアで見つけた米粉の餃子の皮で作ってみた。フッ素加工のフライパンを使えば,植物油も使わず,かつ,もちもちのおいしい餃子ができるのでラッキーと思っていたが,いろいろ問題もあったので,今回はこれをレポートしてみたい。
餃子の皮と具材
用意するものは下記。餃子の皮以外は,通常通りなので,分量や作り方とかは他のサイトを見て欲しいです。気が向いたら加筆しますね。
- 米粉の餃子の皮(市販品)
- 鶏むねと油の多い豚のひき肉(我が家はこれ)
- にら,白菜
- 醤油,酒,水,塩,コショー
- 豚の脂身(ひき肉をちょっと取っておいたもの)
まずは餃子の皮。これは米粉でできた皮を使用。OKストアにあったので,これを購入。ネットで調べてみても,これ以外は出てこないので,購入品はこれ一択のようだ。見つけた勢いで買ってしまったが,原材料をみると,いろいろ添加物が入っている。5悪の一つの添加物はできるだけ避けたいが,これ一択なので仕方ない。原材料は,米粉(国内製造)、麺用加工油脂(還元水あめ、植物油脂)/加工でん粉、ソルビット、酒精、増粘剤(キサンタンガム、HPMC)、pH調整剤。水あめ,植物油は頂けないですね。この時点で4毒抜きではなくなってしまうのでNGですね。少量だから,というのも吉野先生的にはダメということになります。


あんを包むときの問題点
米粉の皮であんを包むときもいろいろ問題があった。それは下記のとおり。
- 米粉の皮は包むとき,破れやすい。
- 水でうまくくっつかない。
米粉の皮は,乾燥しているのか,水でぬらして包むときに,くっつきにくい,という感じがあった。水を多めに塗ると,しなりすぎて,手にくっつきやすくなるのでかえって包みづらい。また,普通に包んでも上の写真のように,割れてしまうことが多い。これは仕方がない模様。製造日の違いで,水分が抜けていくのかも知れない。

完成!
ということで,あとはフッ素コートのフライパンを使って焼けば完成。しかし,割れが生じたり,餃子同士が,普通以上にくっついたりするので写真のようになってしまった。美しくない。でも日常の料理ってこんなもん。味は保証する。

米粉ぎょうざの皮はもちもち。むしろ,普通の餃子よりもちもちにできる。あとはタレが問題だが,醤油,酢のみで食べればよい。塩のみで食べるのもおすすめ。以下,まとめ
- 米粉ぎょうざの皮はもちもちで遜色なくできる。むしろ,普通の餃子よりもちもちにできる。めっちゃうまい。
- あんを包むときに皮が破れやすい。これは乾燥との闘いで,スーパーでできるだけ日付の新しいものを購入することや,早めに早く作ることが大事。餃子の皮につける水を,全面につけるとか,ぎょうざのひだを力を込めて留めるとか,工夫しても,やぶれる時はやぶれる。やり方に,あまり効果はない感じ。
- 米粉の皮には,添加物や,水あめや植物油脂が入っている。吉野先生は「少量だから」はダメということなので,これらを除くには,手作りしかない。
- フッ素コートのフライパンの使用はマストだが,フッ素自体が問題視とされており,はがれてくることを考えると懸念がある。吉野先生からもNGと言われそう。でも最近は,フッ素を使わない,陶土製のくっつかないフライパンなるものがある模様。今後購入したい。
4毒抜き料理は,和食に偏りがちですが,やっぱり和食以外も楽しみたい。「まだ抜け切れていない」と,吉野先生には怒られそうですが,最近はユーチューブもいろいろ上がっているので,少ないメニューの幅も広げていける可能性が広がってきた。4毒抜きを続けていく中で,最終的には欲しくなるなるみたいですが,まだ,その境地に至るまでは,時間がかかりそう。試行錯誤を繰り返し,それまでの過程を楽しみたいですね。
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